北京五輪の前段階で、中国のチベット自治区、そしてラサなどの自治区内主要都市が注目されている。
天安門事件を経験している寅パパとしては、中国政府がデモ・騒乱・暴乱・暴動のどのレベルで了解しているのか気になるところです。
そんな折、「ラサが観光可能になった」との報道を見つけた。
なんでも、「安全宣言」なるものが出て、ラサ市当局が5月1日から国内外の観光客に開放する方針を発表したという。
おいおい、大事な部分が抜けていないかい?
ラサに行く目的の海外観光客は、あれこれ調べられて、ビザ(査証)が必要なんじゃなかったっけ?
中国国内でも、ラサに行くには「入境許可証」が必要じゃなかったかな???
長期滞在は事実上不可なんでしょう?
そういう情報をハッキリ流さないで、何が開放だ。
報道関係でも、人権活動関係であっても、完全にフリーで入れるような状況にするのが、一国の政府の責務であろう。
寅パパ的には、多くの外国人がチベットに入って現地の人々と積極的に交流して、その上で平和裏に解決できるよう祈って止まない。
寅パパ